大日本印刷/バイオベンチャー企業3社へ出資

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下DNP)は,先端バイオ技術の事業化を推進する国際クラブ組織「コスモス・アライアンス(本部:米国ワシントンDC 会長兼CEO:フランク・ヤング博士)注」に加盟,同クラブのバイオベンチャー企業であるAcucela, Inc.(以下 アキュセラ社),Cangen Biotechnologies, Inc.(以下 キャンジェン社),Panacea Pharmaceuticals, Inc(以下 パナセア社)に出資しました。出資額はそれぞれ50万ドルとなります。

当社は,バイオ分野を次世代の主力事業のひとつと位置付けており,以前から印刷技術を応用したバイオ関連技術の開発(血管再生技術,DNAチップなど)を積極的に進めてきました。今回の出資は,共同開発を視野に含めたもので,出資する3社のうち,アキュセラ社とパナセア社に対しては,光触媒によるパターニング技術を提供する計画です。またキャンジェン社では,マイクロマシン加工技術の研究開発を共同で行う計画です。今後,有力バイオベンチャー企業が保有する技術を積極的に取り込み,当社のバイオ分野の事業化を促進していきます。


Acucela, Inc.(アキュセラ社)
2002年設立。所在地は米国ワシントン州。黄斑変性症,緑内障等の網膜疾病において,視神経細胞などの培養法に関する特許を有する。眼病薬スクリーニング用の分析技術開発にも取り組んでいる。
http://www.acucela.com

Cangen Biotechnologies, Inc.(キャンジェン社)
2000年設立。所在地は米国メリーランド州。マイクロサテライト癌マーカー技術や質量分光パターン解析技術を用いた,早期癌発見のための研究や次世代臨床診断装置の開発に取り組んでいる。
http://www.cangenbio.com

Panacea Pharmaceuticals, Inc.(パナセア社)
1999年設立。所在地は米国メリーランド州。癌関連疾患ならびに,アルツハイマー病あるいはパーキンソン病等の神経変性疾患において,ゲノムやタンパク質の機能解析の成果を活用した製品開発を行っている。
http://www.panaceapharma.com


(注)
コスモス・アライアンスは,フランク・ヤング米食品医薬品局(FDA)元長官らの呼びかけで発足。革新的な技術を持つバイオベンチャーを,資本力のある有力企業に紹介し,バイオ技術のビジネス化の促進に貢献している。日本では,三菱商事,オリンパス,JSR,信越化学工業が既に加盟。


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