ニューヨーク州ロチェスター,4月24日発 − イーストマンコダック社は,ドイツのデュッセルドルフで行われるdrupa 2008にて,ハイブリッド プリンティング用途として用いる事ができるKodak Stream(ストリーム) インクジェット テクノロジーを来場者に披露すると発表しました。また,コダックのStream コンセプト プリントヘッドは,ミューラー マルティニ印刷機にインラインでデモンストレーションが行われます。
Stream コンセプト プリントヘッドは,オフセットにて商業印刷を行っている企業に対して,モノクロのオフセットクラスのバリアブル データ プリンティングを毎分1,000フィート(303m)のスピードで提供し,Kodak Stream インクジェット テクノロジーのハイブリッド プリンティング用途での可能性を示すと共に,このテクノロジーを採用した将来のインクジェット システムのテクノロジー プラットフォームとなります。
この新しいテクノロジーを用いた最初の製品となる,コダックの4インチStream コンセプト プリントヘッドは,光沢紙に600dpiの解像度で高濃度の黒色の画像を形成すると共に,簡便に操作やメンテナンスが行なえるように設計されています。この汎用性の高いハイブリッド プリンティング ソリューションは,ダイレクトメール,明細書をはじめ,商業印刷用途へオフセットクラスのバリアブルデータ印刷を導入予定のプリントサービス プロバイダーにとって,大きな選択肢の一つとなります。Streamインクジェットテクノロジーに基づいた製品の市場導入時には,オフラインで印刷を行うソリューションに比べて,はるかに経済的でしかもオフセットクラスの品質を提供します。
コダックは,drupa 2008に先立ちオハイオ州デイトンで行われたオープンハウスでこのテクノロジーを披露しました。メキシコシティーにあるImpresora Silvaform S. A. de C.V.のオーナーであるJaime Silva(ジェイム シルバ)氏は,次のように述べています。「私はテクノロジーのデモンストレーションに本当に感銘を受けました。私は,インクジェット システムを使用して,このような高い品質が得られるとは考えたこともありませんでした。この新しいテクノロジーによって,コダックはインクジェット マーケット全体をリードすることになるでしょう」
Stream コンセプト プリントヘッドは,一般商業印刷用に入手できる用紙に印刷することができ,優れた文字の品質と小さなフォントの再現性を提供します。さらに,Kodak Streamインクジェット テクノロジーは,現行のオフセット印刷の設備を活用して,新規および従来と異なるバリアブル データ プリンティングの用途に向けてビジネスを拡大する能力も提供します。
オープンハウスでは,ドロップ オン デマンド方式の印刷技術を使ったダイレクトメールに最適な新製品Kodak Versamark VL2000 プリンティング システムも展示されました。このシステムは,drupa 2008で正式に発売される製品で,月間100〜500万枚を印刷する請求明細書や商業印刷物の用途に理想的なシステムです。Versamark VL2000は,巻き取り紙仕様で,600 X 600dpiの解像度,幅18.67インチの用紙に最大スピード毎分250フィート(76m)で印刷でき,請求明細書用途でフルカラー印刷する際に余分な工程を省きます。Versamark VL2000システムを補完する機種は,Kodak Versamark VX5000 Plus プリンティング システムで,こちらは毎分750フィート(227m)で印刷可能な市場で最速のプロセスカラー インクジェット印刷機です。
コダック グラフィック コミュニケーションズ グループのインクジェット プリンティングソリューションズのゼネラル マネージャー Isidre Rosello(イシドレ ロセロ)は,「現行のコンティニュアス インクジェット及びドロップ オン デマンドと,Streamインクジェット テクノロジーからなるコダックのインクジェット製品のラインアップは,デジタル印刷の導入が加速するのにつれて輪転方式のデジタル印刷ソリューションを提供します。さらにコダックでは,これらのインクジェット プリンティングにおける実績を推進すると共に,これらのテクノロジーに基づいた新しい製品ラインを提供するために,コダックの強みである強力なUnified Workflow(ユニファイド ワークフロー)とプリプレス ソリューションを連携させている」と述べています。
(KodakおよびVersamarkは,コダック社の登録商標です。)