今般,インドのウイリンカー・ビジネス大学院生12名が,株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区,代表取締役社長 小森善治)の「つくばプラント」を見学しました。
その概要につきまして,別添の通り報告いたします。
ウイリンカー・ビジネス大学院(Welingkar Institute of Management Development & Research)はインド ムンバイ市にあり,MBAを中心とするクラスを展開し,インド全域から優秀な学生が学ぶ著名な大学院です。インドでは一般的に欧米の経営手法を手本として,経営理論や手法を学ぶことが多い中で,当大学院は,日本の経営手法が将来のインドを発展させるための成功の鍵であると認識し,大学院の内外に日本のノウハウを学ぶことの重要性をアピールし実践してきました。そのような方針の中で,浜松大学と提携し日本への留学生派遣を行うと同時に,2週間の短期ジャパン・カイゼン・スタディーツアーをこれまで4回実施しています。
このたび8月20日より,あらたに当大学院のワールド・クラス・マネジメント(WCM)コースの学生を対象として,2ヶ月間の短期留学プログラム「WCMジャパン・プログラム」を実施することとなりました。
経緯
同大学院の東京事務所代表の斉藤氏は,書籍により,小森コーポレーションが製造した印刷機によってインドのルピー紙幣が印刷されていることを知り,つくばプラント見学の申し出に至ったものです。
実施日時
平成19年10月2日
参加者
同大学院生12名
当社側:國友常務以下9名(当社に勤務するインド出身者4名を含む)
内容
プレゼン,工場見学は通訳を介することなく,全て英語で行われたため,中身の濃い見学会となった。
・國友常務挨拶
見学歓迎の言葉の後,当社は輸出比率が高く,インド出身者も9名勤務している。中型機の生産拠点としてのつくばプラントの位置づけなどを説明。
・プレゼン
DVD・パワーポイントで小森の歴史,海外拠点の紹介,感動の説明,つくばプラントの建設コンセプト,工場概要などを説明。
・工場見学
カイゼンや品質向上関係の掲示物,生産ライン,テスト工程,デモルームにご案内。特に,紙幣印刷機に関する掲示物にルピー紙幣があったことで,興味津々であった。そのほか,カイゼンに関する掲示物やデモルームの高付加価値印刷にも興味を示し,質問が相次いだ。
また,当社に勤務するインド出身者と大学院生の会話が進んでいた。
・質疑応答
サービス体制を含む海外戦略,紙幣印刷機や環境対応,印刷機の仕組みなど活発な質問が寄せられ,予定時間を15分間もオーバーするほどであった。
大学院生は,非常に礼儀正しく,明るくて,質問も積極的に行われた。
当社に勤務するインド出身者も同席させたことやルピー紙幣が当社の印刷機で印刷されているという点で,大学院生に親近感を持っていただけたと思われる。日本企業とインドの大学院という市民レベルでの交流が活発に行われ,実り多い見学会となった。