ハイデルベルグ/スピードマスターXL105開発総責任者フランク・クロップ来日

JGAS2005が開催中の10月7日(金曜日),日本での公展初登場となるハイデルベルグの新世代機スピードマスターXL105の開発総責任者でハイデルベルグ・グループの枚葉印刷機研究開発部門に所属するフランク・クロップが来日し,スピードマスターXL105に高い関心を示すハイデルベルグ・ユーザーの前で,その開発秘話を披露しました。

今回来日したフランク・クロップは,1994年にハイデルベルグ本社に入社,最初の5年間は,スピードマスターSM52の開発に携わり,その後2000年からスピードマスターXL105の印刷ユニット,コーティングユニット,インキングユニット開発の中心メンバーとなりました。そして,2004年からは,スピードマスターXL105開発のプロジェクトリーダーとなり,現在に至っています。これまで日本においてハイデルベルグ・グループの研究開発部門に所属する設計者自らが来日し,その経緯を直接お客様に語ることは例がありませんでしたが,今回は,XL105開発総責任者であるフランク・クロップ自らが,多くの日本のハイデルベルグ・ユーザーを前に,「なぜハイデルベルグは次世代菊全寸のび判枚葉印刷機を必要としたのか」,「莫大な市場調査と研究の結果,次世代機に求められた要件とは何だったのか」,「設計時での困難とその困難をどう克服したのか」そして,「ハイデルベルグの将来の枚葉機設計について」など,今まで語られることのなかったハイデルベルグ枚葉機の開発秘話を披露しました。また同時に,既に海外で導入され飛躍的な生産性を上げた成功事例も具体的な数字を挙げながら紹介し,日本のお客様の高い関心を得ていました。

1974年に誕生したスピードマスター102シリーズは,その完成度の高さゆえ,現在までの約30年間,初代モデルの基本設計を継承したまま改良を積み重ねてきました。そして,今なお枚葉印刷機の世界シェア約50%という数字が示すように,スピードマスター102シリーズは市場から圧倒的に高い評価を得ています。しかし,今回来日したハイデルベルグのフランク・クロップ率いる開発チームが,全く新しい基本設計のスピードマスターXL105を開発し,市場投入したのには理由があります。それは,印刷メディアを取り巻く環境が激変する中で,ハイデルベルグが印刷メディアの新たな可能性を創造するための第1歩を,未来に向かって踏み出すためなのです。


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